一般的に戦略とは、特定の目標を達成するために資源を配置し、行動計画を立てるプロセスを指します。その語源はギリシア語の「strategos(ステラテゴ)」に遡り、もともとは古代アテネの「将軍」の地位を表す言葉との説があるので、軍事的な使用が想像されますよね。そこから、ビジネス、スポーツ、政治など、さまざまな領域で使用されるようになりました。
ただ、そもそも戦略ときくと、「相手に勝つための策」のようにとらえられますが、呼んで字のごとく戦いを略すことが戦略の本意。無意味に戦うことなく、自社の保有する資源、強みを生かすことが戦略遂行するためにかかせません。
では、動画を活用して、どうやって戦いを略すのか。その要素を見ていきましょう。
何のために動画を作り、どのような結果を求め、どのようなメッセージを伝えたいか(コンセプト)を定義しましょう。
目的を達成するための動画市場はどのような環境なのか、競合がどういう動画を作っているのかを研究し差別化ポイントを抽出します。
目的を考慮したうえで、自社から市場に提供できる価値、自社と競合との競争優位性を策定して、戦略の根幹を検討します。
年齢、性別、地理的環境、行動パターンなどを含め、興味・関心、価値観という細かな内面までを具体的な人物像として構想し、オーディエンスを特定します。
ペルソナごとの行動様式、心理的変化を構想し、4P/4Cを策定し、最適なマーケティングプロセスを描きます。接点を考慮したファネル作成に落とし込みます。
オンラインの成果にとどまらず、経営的な成果を数値化設定し、逆算して、その達成度合いを測定するための具体的な指標を設定します。
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